私達が生活しているマンション、学校、病院などの建造物をはじめ、橋梁、トンネル、高速道路、地下鉄などの土木構造物までコンクリートに覆われています。
これらコンクリートの中には、鉄筋が網目状に組み込まれていて人間の骨組みにあたります。
鉄筋工事とはこの骨組を設計図に基づいて組み上げていく仕事です。
この骨組はコンクリートに隠れて、外からは見えませんが、建物の重さを支えたり、外からの衝撃を吸収したりする事で、建物の倒壊やゆがみを最小限に防ぎ、地震や突風などの自然災害にも耐えられる為に必要で、建物の寿命を左右する重要な役割を担っています。
現場ごとに、設計・現地調査を経て施工計画を立てます。施工計画を基に積算し、必要な鉄筋数量を算出。お客様と協議・確認の上で契約し、材料を発注します。
鉄筋材を工場に入荷します。
設計図面から現場で組み立てる鉄筋の種類、形状、数を算出。工場にて切断や曲げ加工し、トラックにて現場へ運搬します。
施工図を基に、梁→床→柱→壁と、順番に組み立てていきます。
図面通りに組み立て終えた鉄筋を現場担当者と自社品質管理部にて検査し不具合があれば是正します。その後、監理者や第三者機関の検査を受けます。
近年の鉄筋工事では高強度化、複雑化が進んでいます。
配筋施工上、また建物の品質上、当社が推奨している工法です。
図面比較システム。人間だと見落としてしまう様な違いを確実に見つけます。
今までスタッフ1人が丸1日かけていた作業が10~15分程度になりました。
よくぞ作ってくれた!というソフトです。弊社で販売の紹介ができます。